夜カフェ詳細：第一夜

Qcafe 2009にご参加下さった皆様宛に、Qcafe 2010のご案内を出させていただきました。もうちょっとくわしく中身を知りたい方のために、詳細のご案内です。まずは第一夜から。

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第一夜　5月11日（火）
　「場と光を結ぶ、美しき数学の世界〜素数たちが、真空の力を紡ぎ出す〜」
　若山 正人 氏（数理学研究院・教授）

正直いって、私は、数式や数学は、チンプンカンプン！若山先生のウェブサイトを拝見しても、書かれていることがさっぱりわかりませんでした・・・（すみません！若山先生）。でも、今回若山先生がお話下さる「素数」は、私たちの生活にすごく役立っているし、どうやら魅力的な秘密をたくさん持っているみたいです。

「いまから151年前に、素数の秘密を解き明かす鍵となる予想がリーマンという数学者によって提出されました。多くの優れた数学者の挑戦にもかかわらず、予想の成否はいまも判っていません。しかしその予想成立の背後には、「場」と「光」を結ぶ、美しい関係式が隠れていると考えられています。さらに、この予想を探る研究の中から、量子物理学における「真空エネルギー」の存在が、素数たちを用いて導きだせることもわかってきました。夜カフェでは、そんな不思議なお話をするつもりです。」

お話の途中でもOKとのことですので、遠慮なく＆恥ずかしがらずに色々会場で聞いてみてください（きっと他のみんなも分からないことだらけですから！）。

若山先生は、2007年度「ナイスステップな研究者」（科学技術研究所が毎年選ぶ、日本の科学技術に貢献した研究者）に選ばれたこともある方です。数理学研究院長と同時にGCOEの代表もされており、その超多忙な合間を縫って、今回話題提供下さることになりました。
　皆さん、本物の数学者って見た事ありますか？数学者というと、いつも数式で会話してそうなイメージですが・・・。さて、若山先生はどんな方なんでしょう？？？是非、九大きっての数学者と、間近でお話してみましょう！