夜カフェ詳細:第三夜

最後に第三夜です。

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第三夜 5月13日(木)
 「描かれたアジアの女性たち」
 後小路 雅弘 氏(人文科学研究院・教授)


とうとう、人文科学の登場です!なんといっても「夜カフェ」のテーマは「光」「場」「美」。ダイレクトに「美」にかかわる話題を、はずすわけにはいきません!


後小路先生は、美術館での実践経験の長い「展覧屋(ご自身の談)」。福岡美術界では知る人ぞ知る存在です。そんな後小路先生、今回の話題提供にあたり、迷いに迷って下さり、いくつか候補を挙げて下さいました。今回はその中から「描かれたアジアの女性たち」を選ばせていただきました。


「歴史の中で、アジアの女性たちはどのように描かれてきたのかを見ながら、その「美しい」絵が、どのような力関係に根ざし、またどのような偏ったまなざしを秘めているのかについて考えます。また、近年自らを語り始めたアジアの女性たち自身が、どのように自分たちを描き出しているのかについても見ていきたいと思います。」


うーん、とても楽しみな内容です!もうひとつ、「どのようにしてアジアのモダンアートのような領域を研究するようになったのか、そしてその過程でなにを考えたのか、というような経験に即した話。アジアの美術や文化に関心がある人には興味深いと思いますし、一種の美術館論としても聴けると思います。」とご提案下さった話題については、アイスブレイクや後小路先生のご紹介の中で触れさせていただく予定です。


皆さんは、「科学」=「理系」と思われていませんか?今回のテーマはいわゆる科学技術や自然科学とは趣きが異なるので、「何で「サイエンス」カフェで?」と思われたりするかもしれません。いえいえ、後小路先生のお話から、理系・文系等を問わず学術研究の視点や方法論は、常に科学的であることがお分かりいただけますよ!もちろん、「科学はちょっとニガテ」と思われている方にとっては、「待ってました!」という回かもしれません。皆様のご参加をお待ちしております!